こんにちは。わたみちです。
本業のお仕事で東京まで出かける用事があったのですが、そのついでに色々と鉄道趣味を楽しんできた「ついでの東京探訪記」ということで・・・スタートです(^^)
今回は名古屋駅ではなく、もよりの新幹線の駅である「三河安城駅」から、こだま号に乗って東京へ向かいます。
今まで「みどりの窓口」で切符を買う派だったのですが、今回はじめて「スマートEX」のアプリを使って切符を購入。
3日前までに予約をすることで、こだま号のグリーン車をお手頃な値段で利用することができる「EXこだまグリーン早特3」という切符を購入したのですが、これがすっごいお得でビックリ!!
例えば、三河安城駅~品川駅間で、当日にこだま号の普通車指定席を利用した場合には10,430円かかるのですが、この「EXこだまグリーン早特3」を利用すると、何と9,100円でこだま号のグリーン車を利用することができちゃうんです。
グリーン車に乗れちゃう上に格安で・・・浮いたお金で駅弁&ビールが買えちゃうくらいのお得さです。(お仕事なのでビールは飲めませんが・・・笑)
そんなわけで、無事「グリーン車」の人になりまして、ウキウキ気分で出発進行!!
気分よく荷物を整えて、最近お気に入りのkindle端末で小説を読み始めたのですが、乗車して10分ほどのところで、優しそうな女性のパーサーさんから「お客様、切符を拝見してもよろしいでしょうか」と声をかけられました。
おおっ、グリーン車だとちゃんと丁寧に検札を行うんだなぁと感心していると「お客様、大変恐縮ですがお席の番号が違っております」と言われまして・・・。
席を間違えて座っていたので、やんわりとお伝えしてくださったようで・・・開始早々でやっちまいました(汗)
慌てて席を移ろうとすると「お客様、次の駅までお時間がありますので慌てなくても大丈夫ですよ」と、またしても優しいお言葉。
・・・パーサーさんのお人柄の良さと、JR東海の確かな人材教育力に、ただただ頭が下がります。(笑)
そんなトラブルもありつつ、こだま号は東へ東へぐんぐん進み・・・。
少し雲がかかった富士山も、青空映えしていれば、それはそれでオツなもので・・・心の中で手を合わせます(^^)
こだま号は2時間半弱かけて品川駅に到着。そこからは山手線に乗り換えて、池袋駅に向かいます。
今回の「ついで旅」では、鉄道趣味の3つのお楽しみイベントを計画しているのですが・・・。
その1つ目が西武鉄道の新型特急「ラビュー」の乗り鉄&撮り鉄をすることなんです(^^)
まずは「腹が減っては戦はできぬ」ということで、駅構内に直結している「西武百貨店」のデパ地下にて、車内で食べるためのお弁当を買いに出かけます。
おいしそうなお店がたくさんある中で、クマのように売り場を歩き回った結果、迷いに迷って「銀座ハゲ天」の「師走天丼」を購入(笑)
ソワソワと焦る気持ちで、西武鉄道の池袋駅の改札を通過し、特急列車専用のホームを目指すと・・・。
いました!、「ラビュー」!!、かっちょいい~!!!(笑)
自分が乗車する1本前の「ラビュー」なので、いそいそとカメラを取り出し、まずは発車シーンの動画を撮影。
その30分後には、今度は自分が乗車する「ラビュー」が入線してきたので、発車までしげしげと愛でるように観察することに・・・。
この大きく広い窓・・・カッコいい。
この特急列車の専用ホームの近未来的なデザイン・・・カッコいい。。
黄色を基調とした洗練されたデザインの車内・・・カッコいい。。。
そして、ダメ押しで再度大きく広い窓をタテアングルで・・・カッコよすぎです。。。。(笑)
定刻になり、私が乗車した「特急ラビュー(ちちぶ17号)」がついに発車。
土曜日ということもあり、車内は結構な乗車率ですが、軽やかな音を立てて、一路西武秩父駅を目指します。
お腹がペコペコすぎて、発車すると同時に速攻で「師走天丼」の包みを開いて・・・あまりのおいしさに一気に平らげてしまいました(笑)
特急「ラビュー」は、先進的なデザインとメタリックに統一されたエクステリアに目を引かれますが、室内のインテリアも近未来的なデザインで気分よく過ごすことができるのですが・・・。
何といっても、実際に乗車してみて、私が一番のお気に入りだったポイントは「駅のホームの通過シーン」。
窓が広くて大きいため、列車がホームすれすれで通過していく様子を見ることができ、その大迫力は一見の価値ありです(^^)
途中、飯能駅からは進行方向が変わりますが、車窓には緑が増えて、その景色の良さに癒されます。(癒されすぎて、車窓の写真を取り忘れてしまいました・・・申し訳ありません・笑)
電車は1時間17分かけて、終点の西部秩父駅に到着。
西武秩父駅の特急列車の専用ホームにたたずむ「ラビュー」。見れば見るほど、そのデザインの秀逸さに目を奪われます。
西武秩父駅の連絡通路から撮影。日が傾いてきて、メタリックな車体がギラリと輝く姿がいい感じです。
この日は「秩父夜祭」だったようで、駅前はさまざまな出店でにぎわっていて・・・私も秩父名物「玉こんにゃく煮」をいただきました。(そして、そのおいしさ&熱さに気を取られて、またしても写真を撮り忘れました・笑)
西武秩父駅では、「ラビュー」の動画を撮影したり、玉こんにゃく煮を食べたりして過ごし、帰路は「ラビュー(ちちぶ38号)」に乗車。
帰りは「1D」の座席を入手することができたのですが、運転席との間のガラスは不透明になっていてガッカリ・・・。
残念な気持ちで、検札にきた車掌さんに聞いてみたところ「どの列車も秩父線内は不透明にすることになっていますが、飯能駅からの池袋線内は透明にするのでご安心ください」とのことで、一転してラッキーな気分に・・・私もホントに現金だなぁ(笑)
列車はほぼ100%に近い乗車率で、夜の帳の中を一路池袋駅へ向かいます。
途中、飯能駅からは進行方向が変わった上に、運転席とのガラスも無事に透明になりました(^^)
運転用の機器が多いので「ザ・前面展望!!」という感じではありませんが、やはり運転席が見えるのってうれしくて・・・得した気分になるのは、オジサンの中に残っているオトコノコゴコロでしょうか?(笑)
列車は定刻の17時46分に池袋駅に到着。夜に見ると、また日中とは違った宇宙船のような雰囲気だなぁとしみじみ。
「特急ラビュー」は「いままでに見たことのない新しい車両」を実現するべく設計された車両ということですが、外観の先進的なデザインにとどまらず、椅子の座り心地やさわやかな色合い、ユニバーサルデザインによる表示など、室内空間の快適さへの配慮が行き届いていたのが印象的で、撮り鉄も乗り鉄も楽しむことができる列車だと感じました。
楽しかった満足感と心地よい余韻に浸りながら、今回の鉄道趣味の2つ目のお楽しみポイントに向かいます(^^)
→「ついでの東京探訪記②<トレインビュールーム編>」に続きます。