こんにちは、わたみちです。
先日から、寝る前に少しずつ楽しんでいた「鉄道愛を語る~十人十鉄の鉄道話~」(旅と鉄道編集部編、天夢人)を読み終わりました。
こちらの本は「旅と鉄道」で連載されていたインタビュー記事をまとめて単行本化されたもので、俳優からアイドル、お笑い芸人、アナウンサーなど、さまざまな業界で活躍する人たちに「鉄道への愛」を語ってもらうという内容でして・・・。
お笑いの中川家礼二さんや元SKEの松井玲奈さん、そして「鉄子の旅」にも登場していた笠井信輔さんなど、多彩な顔ぶれの方々が、自らの「鉄道好き」を語っている様子が、何ともゆるくていい感じなんですよね~(^^)
私も昔はガチの「撮り鉄」として、車中泊を繰り返したりしながら、良くも悪くもハードモードで撮影に熱中するのを「自らの鉄道愛」の形だと思っていた時期があったので、実は長いブランクを経て「復鉄」するときに、自分で「鉄道趣味」へのハードルを上げてしまっていたところがあったんですよね。
以前のような、ガチで「撮り鉄」として熱中できていないことへの「罪悪感」というのでしょうか。若干、そんなもやもやした気持ちを持ちながらも、駅撮りの車両動画なんかを取ることから「復鉄」を果たしたのですが・・・。
でも、この本に出てくる方々が「自分なりの鉄道の楽しみ方」を、イキイキと楽しそうに披露しているのを見て、もっと自由に気楽に「鉄道趣味」を楽しめばいいんだなと、心から感じさせられました(笑)
毎朝、住んでいた団地の最上階から、はるか遠くを走るブルートレインを見て、ワクワクしていた幼いころの自分のように・・・。
せっかく「復鉄」したのだから、自分なりのペースで「鉄道のある楽しい生活」にゆるゆると浸りたいと、しみじみと感じさせられた1冊でした。